略歴

1956年、南インド・タミルナドゥ州に生まれる。
マハトマ・ガンディーを支えてきた
スーダカール・チャトゥルヴェディ氏の教えを幼少から受け
17歳で現代科学とヴェーダ哲学の学位を修める。

 

29歳のときにインド首相よりヨガ・シロマニ
(悟りに達した崇高なる教師の意味)の称号を受ける。

 

1982年アートオブリビングを創設。
スダルシャンクリヤ呼吸法を核とした、ストレスを取り除き
心身の健康を促進する各種プログラムを実施し、現在152カ国にて
おこなわれている。

 

『暴力のない、ストレスのない世界を』
『一人ひとりの心のストレスを取り除くことで、平和な世界をつくりだす』
ことを信条とし、毎年約40か国以上を訪れ、イラク、アフガニスタン、
コソボ、スリランカ、中東など
世界各地の紛争解決や、スマトラ沖地震
被災地などでの復興支援、トラウマ解消プログラム、刑務所での
受刑者更生プログラムなど多方面にわたる社会的活動をおこなっている。

 

1997年 共同創設者として、IAHV(International Association of Human Values /
国際ヒューマンバリュー協会)を創設。
世界各地において各種社会貢献活動を実施。

 

また平和活動家として、世界各国の公開フォーラムや集会において、
非暴力のヴィジョンを伝えると共に、紛争問題の解決に重要な役割を担っており、
宗教や文化的背景に左右されず、「平和」の一点のみを
停戦の調停や和解協議の議題とする中立的な存在として知られている。
イラクやコートジボワール、インド・カシミールやビハール州など
敵対する当事者たちを交渉のテーブルに引き合わせたことでも、
特別の評価を受けている。

 

国連ミレニアム平和サミット、NASA、世界経済フォーラム年次総会
(ダボス会議)、国連ジュネーヴ事務局、CERN、EU(欧州議会)本部
などでも講演をおこない、暴力とストレスのない社会の実現に向けた
献身的な活動に対して、インド、ロシア、アメリカ、モンゴルなど
各国の国際的名誉賞が授与されている。

2006年ノーベル平和賞候補にノミネートされる。
(出典記事:BBC http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/5398780.stm)

2012年3月来日時、東北地方太平洋沖大地震の被災地である
石巻を訪れ、震源地に近い金華山黄金山神社に慰霊のために参拝。

2012年及び2014年来日時には、首相官邸公式訪問。

 

 

人間の価値の向上に尽くすこと。
人間を慈しみ、その尊い価値を守ることが、
私たちが持ちうる最高のアイデンティティである。
それらをしっかりと認識する必要性を、
シュリシュリは、常に強調しています。


内なる平和も、世界の平和も実際に可能であり、
暴力のない社会は、人間的価値の大切さに気がつくことや
他者を思いやる活動によって、創り出される。
彼のメッセージには、そんな想いが込められています。